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全国医師連盟 第2回総会・集会

第2回総会集会は盛況でした。

とき: 2009年6月7日(日) 13:00〜17:30
ところ: 秋葉原コンベンションホール  東京都千代田区外神田1-18-13

午前 全医連総会(2008年度会費納入会員のみ出席可能)
午後 全医連集会「つくろう!医療新時代」(一般公開)
   1、昨年度の活動報告
   2、上昌広氏講演
   3、全国医師ユニオン設立報告
   4、勝谷誠彦氏 記念講演
     「日本の医療を斬る 〜全医連に期待するもの〜」
   5、勝谷氏と集会参加者のトークセッション


総会報告

 第二回全国医師連盟定時総会は、6/7(日)AM1000時より、秋葉原ダイビルの秋葉原コンベンションホール5階カンファレンスルームにて開催されました。出席者は委任出席を含め会員の過半数を占め、総会の成立要件を満たしました。(実出席者数は44名)
 黒川代表の開会宣言の後、第二回総会の議長として太田運営委員会議長が選出されました。太田議長により、遠山副議長と佐藤(佳)副議長、平方議事録署名人が任命されました。
 まず、執行部から黒川代表により、2008年度の会務報告と代表に任命された執行部及び監査の紹介が行われ全員一致で承認されました。
 一号議案は執行部を代表して杉本より提案されました。一号議案は、2008年度決算報告で、既に運営委員会の議決を経て、監査の承認を得たものでした。一号議案は、全員一致で承認されました。
 二号議案も杉本より提案されました。二号議案は2009年度予算案であり、会費収入予定を増額すべきとするアドバイスもありましたが、原案のまま承認されました。
 三号議案は、規約改正委員会設置の道議であり、黒川より提案され、全員一致で承認されました。
四号議案は、運営委員会提出の議案として、元岡運営委員より提出されました。内容は選挙管理委員会細則と資格審査委員会細則であり、全員一致で承認されました。
 緊急動議として、佐藤(佳)運営委員より、「「財政制度等審議会」が与謝野馨財務大臣に建議した「平成22年度予算編成の基本的考え方について」に対する全国医師連盟の見解」、の全医連声明として採択を提案され、同見解は全員一致で、承認、採択されました。

太田総会議長の閉会宣言をもって11時15分に総会は閉会されました。


集会報告

 【創ろう!医療新時代】の呼びかけで、全医連集会は始まりました。
 主催者を代表し、黒川衛により全医連の組織紹介と、一年間の活動報告が行われました。全医連の誕生のいきさつが簡単に紹介された後、全医連の活動内容として、●医療費と医師数をめぐる国会議員アンケート、●医療安全調に対する全医連対案の発表、●大野病院事件判決時の記者会見、●小児科医自死事件に関する民事訴訟高裁判決に際する声明、などなど数々の活動が紹介されました。最後に、医師と医療の真の社会貢献のために、全医連の発展が欠かせないことが表明されました。
 東大医科研の上昌広准教授より、最近の医療情勢が報告されました。医療を巡る政治状況の紹介、マスコミやメディアによる医療報道の変化、世論を形作るものと医療者の関わり方など幅広く言及されました。
 祝電祝辞紹介では、民主党国会議員である鈴木寛氏、梅村聡氏、足立信也氏、柚木道義氏、国民新党国会議員である自見庄三郎氏、森田高氏、新党日本から田中康夫氏(祝辞)、自民党から、橋本岳氏、亀井善太郎氏、共産党から小池晃氏の祝電が届いていること、【医療崩壊】著者の小松秀樹氏、医学部長会議の嘉山孝正氏、小児科医過労自死事件の中原のり子氏、パイロット組合である日乗連、個人加盟制労働組合である東京管理職ユニオン、医療者の労働組合である医労連、自治体の労働組合である自治労からの祝電が紹介された。尚、前日までに届いた祝電は、参加者全員に文書として配布されました。
 全国医師ユニオン代表の植山直人氏により、ユニオンの結成報告がなされました。日本で始めての個人加盟制の医師労働組合となる全国医師ユニオンが、5月 16日に東京で結成されたことが表明されました。諸外国の医師労働組合の取り組みが紹介された後、英国での医療崩壊と医療再生の実態が紹介されました。日本の医療崩壊は、主に低医療費政策とマンパワー不足が起因していると分析したうえで、勤務医の過酷な労働実態についての各種報告について言及しました。日本の医師を守る運動の歴史に触れ、植山氏は、医師自身の運動参加が決定的に重要であることを訴えました。当面のスローガンとして、●過労死を引き起こす過剰勤務をなくすこと、●当直を時間外勤務と認めさすこと、●主治医制を担当医性に変えることの三点が強調されました。締めくくりとして、全国医師ユニオンに加入することの具体的メリットについて説明し、多くの医師への加入を呼びかけました。 
 集会の記念講演として、勝谷誠彦氏が、「日本の医療を斬る 〜全医連に期待するもの〜」と題して、一時間以上にわたり、講演を行いました。勝谷氏は、医師に必要な視点として、医師が廻りからどのようなイメージで診られているかを自覚することを挙げました。勝谷氏は、昭和30年代から現代まで、開業医と勤務医の浮沈について深く観察してきており、第三者として劣悪な医療環境にいる医療従事者へエールを送る姿勢を明らかにしました。また勝谷氏は独自な視点から、個々人の医師が患者へのコミュニケーションを深めることで地域が活性化することや、検察やマスコミなど医療業界を取り巻くものへの警戒心を怠らないことなどのコメントを頂きました。勝谷氏の軽妙かつ賢明で暖かい視線は、時に激烈な表現でカモフラージュされ、また爆笑の渦を起こすという不思議かつ楽しい講演となりました。
 全国医師連盟の集会には、本田宏氏や田中康夫氏の飛び入り出演もあり、設立集会の時と同様の興奮が起こりました。